お店について
福岡西鉄の朝倉街道駅直ぐ近くの比較的良い立地にあり、二郎系ラーメンの源流である「ラーメン二郎」の店舗の一つとなる。ラーメン二郎は主に関東で幅広く展開しており、本店は東京の港区三田にある。長らく西日本では京都店しかなく、九州からその味を堪能するには骨が折れた。しかし2024年12月に満を持して九州に初出店された。
店舗システム
開店情報は公式のXで確認できる。専用の駐車場は無いため、車の場合は近くのパーキングに駐車させる必要がある。なお公式Xより「駐車禁止のお願い」があるため、店の目の前のスーパーの駐車場は利用できない。
基本的に行列ができており並んで待つことになるが、その際は店の向かい側にある歩道にカラーコーンが置いてあり、そこを起点にして一列に並ぶ。歩道は狭いため歩行者の邪魔とならないよう配慮する必要がある。

店内はカウンター10席、順番待ち席が5席となっており、1グループ(ロッド)5人で案内され、入店直前に食券を購入する。
メニューは大ラーメンと小ラーメンと肉盛りのみ。肉盛りは、おそらく最初の4ロッドくらいで売り切れとなる。
小ラーメン → 麺の量250g程度
大ラーメン → 麵の量400g程度
水はセルフで提供されるが、飲料の持ち込みは可能なため、必要な人は入口横にある自販機で買うか、準備しておくと良い。食券を購入してからも時間はあるため、その間に自販機で購入も可能。

席の間隔はゆとりがあるが、通路は狭いため大きな荷物の持ち込みは厳しい。店内で待っている間「大ラーメン」を注文する人は、店員さんに質問されるので返答する必要がある。席に着いたらトッピングの量を順番に聞かれるため、この時に好みのトッピングの量を伝える。
トッピングの項目としては、ヤサイ(野菜の量)・アブラ(背油の量)・カラメ(スープの濃さ)・ニンニクの量を選択できる。カラメ(スープの濃さ)については注文後に卓上にあるスープの素で調整ができる模様。なおデフォルトではアブラはつかないため注意が必要。注文して5~10分程度で提供。
・何も伝えない → 全て普通の量、ニンニク・背油なし
・少なめ → およそ0.75倍程度
・マシ → およそ1.5倍程度
・マシマシ → およそ2倍(提供しているかは不明)
※麺は少なめも可能
料理
・大ラーメン(トッピング:全て普通、背油なし、ニンニクのみ追加)
野菜(ゆでたキャベツともやし)が山のように盛られ、脇にはニンニクが鎮座しており見た目のインパクトが大きい。野菜の下には5cm角で厚みが3cm程度はありそうな特大のチャーシューが隠れている。


薄味で適度に火が通った野菜は、シャキシャキで食感が良くほのかな甘みがある。野菜を半分ほど食べると、チャーシューと極太の自家製麺と対面できる。
チャーシューは圧倒的な存在感があり、その大きさ故食べ応えは抜群で特別感がある。しっかりと火が通っているため、外側はややパサつきがあるものの、内側は柔らかくしっとりしている。ただ部位によっては脂身がかなり多い場合もあるため、若者向けの印象がある。
麺は自家製でうどん並みに太く、ややちぢれている。コシが控えめで硬さがあり、しっかりとした食感があるため、うどんそれとは似て非になるものである。またしっかりとした重量があり、麺をすすり飲み込むたびに胃の中に蓄積していくのがわかる。
スープは醤油ベースで塩味が強く味が尖っている印象。ここに至る前に既に満腹となっていたこともあり、少量しか飲むことができなかった。

卓上には胡椒・七味唐辛子があり、自分好みにさらなるアレンジも可能。個人的は七味を加えて食べるのが好みであった。
・小ラーメン(全マシ)
大ラーメンが個人的には量が多すぎと感じ、小ラーメンが気になったため、再度訪れて注文してみた。トッピングは他のお客さんがほぼ注文していた、全マシ(すべての具材をマシ)にした。
大ラーメンと比較すると麺の量は当然少ないが、それでも十分なボリュームがある。背油はやや塩味がありるため、薄味な野菜とよく合い美味であった。小ラーメンのチャーシューは大ラーメンと遜色なく、トッピングも追加できる余裕があるためお得感がが生まれ、さらに注文もスムーズであったため、個人的にはこれが最適解だと感じた。


食べ終わったら食器をカウンター上段に乗せ、テーブルを拭いて退店する。ティッシュもウォーターサーバーの近くにあるが、使用後は入り口付近にある専用のごみ箱に入れる。
店舗情報
・店舗位置
・待ち時間の目安:5人で20分程度
・決済方法:現金のみ
・専用駐車場:なし
・外部リンク
総評
ラーメン二郎は独特の雰囲気あり、値段に対して量も多くコスパは高いと感じる。チャーシューの大きさや自家製麺の独特な食感等高い満足感が得られるため、並んでも一度は食べてほしい味。1グループ5人で案内されるため比較的回転が早いが、ゆっくり食べれない側面(10分~15分程度で完食しないと取り残される)もあるため、時間内に食べきれる量を見極める必要がある。最初はトッピングを少なめにして、様子を見るのが良いかもしれない。
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